東栄町は人口3000人、宿は元は高校の寮だということですが、2008年に閉校。1960年の人口は11000人ですので、過疎化の度合いが甚だしい。今回の旅まで全く知らない町でしたが、東栄と言うタクシー会社のような町名も地域も特性も感じさせない理由のひとつでしょう。 |
夜を徹して行われる花祭り(釈迦の誕生日とは関係ない霜月神楽)は700年以上にわたって継承されています。奥三河のナイアガラ、蔦の淵。日本のナイアガラどころか、三河のナイアガラとも言わないところが奥ゆかしい。 |
朝は晴れ間ものぞきましたが、設楽町(したらちょう)への峠から強い雨。 奥三河郷土館は2015年に閉館。2021年に清瀬地区に移設されるとのこと。国道の間違った案内板は5年目ということです。屋外に田口線の車両が残されていましたので良しとしましょう。 |
豊橋鉄道田口線は、1929年より順次開業、1932年には本長篠駅と三河田口駅(22.6km)の全線開業。林業の衰退と過疎化傾向の強まった 1968年廃線。木材輸送を主目的としていたため、駅は田口(設楽)の市街地からは100m下った寒狭川(かんさがわ)沿いに設けられました。1/50000 「本郷」1930年鉄道補入、1937年発行。 |
雨の中、旧三河田口駅まで下りましたが、ダム工事で通行止め。まったくの調査不足です。上り直してR257を清嶺まで下ります。この2度の下りでブレーキシューが一気に損耗。 |
初遭遇の廃線跡は田峯駅からの集材用森林鉄道トンネル。雨でスマホの地図が見られず、現地では本線と誤認していました。明らかに1067mmゲージの車両は無理。 |
田口線稲目隧道を広げた県道389号線の2車線トンネルを抜け、道路脇を担ぎ上げ滝上駅跡。路面はバラスト。 |
滝上駅跡から田口方面の海老隧道。 |
一旦県道に戻り鳳来海老郵便局向いから廃線跡へ。白い一枚岩を開削した双瀬(ならせ)隧道は山水画。雨は止んで欲しいですが。 |
厳しい登坂(体感)の鳳来寺は見落とし、下りに入った大草は1.5km行き過ぎ。ずぶ濡れで気持ちも折れそうでしたが。引き返すことに。・・正解でした。 |
富保、大草隧道の間の築堤。 |
大草隧道。トンネルの向うは三河大草駅。 |
大草隧道内部。 |
三河大草駅。 |
長篠城跡、豊川用水から豊橋駅へ、初APAは、Gotoキャンペーンで 2720円。フロントが4Fなので、輪行袋に収納してチェックイン。ブレーキシューを調整。明日も雨ならそのまま帰宅、晴れなら熱田へ。 |
80km |
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