大船越瀬戸と万関瀬戸の間、玄界灘と三浦湾をにらむ姫神山に、1901年(明治34年)に築かれた姫神山砲台。その後1904年には、6門の28センチ榴弾砲が備え付けられました。 |
三浦湾に延びる緒方浦。小さな漁村ですが、プロパンガスの基地があります。1995年に廃止となった大船越小学校緒方分校。村社の乙宮神社には砲弾が奉納されています。 |
案内標識を頼りに砲台跡へ。ところどころ未舗装ですが道はしっかりしています。門柱を抜け折り返すと棲息掩藪部(せいそくえんぺいぶ)。人間の掩体壕でしょうか、生々しい字面です。 |
棲息掩藪部の中から。 |
28センチ榴弾砲が備え付けられていた砲座。2門x3座。6門とも残っています。 |
左が弾薬庫。階段を上ると観測所。 |
右翼観測所。正面は対馬海峡(東水路) |
左翼観測所。左右両眼で着弾地点を計測します。 |
左翼観測所から、浅茅湾方面。 |
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