対馬の式内社は、なんと29社。3つの大物をバス輪行で巡ります。天神多久頭魂神社(てんじんたくづだま)~海神神社(かいじん) ~和多都美神社(わたづみ) |
今日はバス輪行。厳原始発 7:05 で佐護 9:02。 上島北西部、佐護川河口の天神多久頭魂神社。 |
石積みの三角柱は磐境(いわさか)。神域との境界? 日本書紀に記述がありますが、よくわからないようです。 |
拝殿も本殿もありません。 |
竹、立て掛けたのも謎。 |
天道山が御神体と言うが、いちばん大きな鳥居とは向きが90度ちがう。 |
佐護湾向かいの千俵蒔山(せんびょうまきやま)白村江の敗戦(663年)後、防人が唐・新羅連合軍の侵攻を監視していた場所かも。 |
佐護川は長さ 7.3km、対馬では大きな川。水田地帯と言える平野も、対馬で初めて見ました。地面に刺した柱は謎。 |
佐護 11:56 のバスで 三根12:23。 三根湾は中禅寺湖と言われてもわからない。 |
しかし、海。イカ釣り漁船も停泊。 |
峰町木坂の短いトンネルを抜け、朝鮮海峡を望む鳶崎。 |
海神神社は、対馬国一宮。延喜式では名神大社とされるが中世には八幡本宮。明治に入ってから「延喜式神名帳」に載る和多都美神社に改称した。海神神社と書いて「わたつみ」と読ませていたが、その後、「かいじん」としたようだ。対馬で盛んな天道信仰も交じり、ややこしい。現地の由緒書には「名神大社和多都美神社に比定され」と正確に書かれていました。 |
国の重文、銅造如来立像は "対馬仏像盗難事件" の主役。 |
御前浜にある藻小屋。畑の肥料とした藻を貯える納屋。昭和終わりに復元されたもの。 |
三根まで戻り、仁位経由で和多都美神社。ここも名神大社。 |
三柱鳥居は、京都の木嶋神社以来。 |
海に連なる鳥居が有名ですが、先月の台風10号(2020/9)により、一の鳥居(一番海側にある鳥居)が倒壊しています。 |
烏帽子岳展望台(別稿)へ上った後、仁位からの終バス 19:04 で厳原 19:15 。3回のった対馬バスは1日フリーパス券(1040円)なので、お得感抜群でした。正式には輪行禁止かも知れませんが、14インチなので大きめの荷物と同等の大きさです。 |
55km |
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