2025年6月24日火曜日

6.24 キオモンテ -(伊仏国境)- ブリアンソン

(2:10)
Comune di Chiomonte 出発。コムーネのサイトによると、『キオモンテという名前はラテン語に由来し、「Calcis Mons(カルキス・モンス)」に由来すると考えられています。これは、町が築かれた土地の石灰質の性質を想起させます』とあります。
道路わきに城郭が。寄り道してみます。
現地ではわかりませんでしたが、帰国後調べるとエグジレス要塞(Forte di Exilles)。サヴォイア家(後のイタリア王国)とフランスの間の防衛線。15Cから18Cに何度も取り合ったが、ナポレオンのイタリア征服により破壊。その後、再建され1943年までイタリア軍の要塞。1978年に州が取得し、2000年より一般公開。
エグジレス要塞からは旧道。
ウルクス(Oulx)で、食料調達しその場で消費。
国境まで15kmくらい。河床は広い。水は石灰を帯びているのか、白っぽいです。
正面にこれから上る道が見えています。
旧道のトンネル(スノーシェッド)が通れそうです。
長い、その上2つありました。静かで涼しく快適です。高度はもう稼いでいるので平坦路。
なかなか重厚。WW1時代なら要塞に転用できるかも。
上って来た道。ここで大休止。奥に小さく見えるのは、イタリア側最後の町、チェザーナ・トリネーゼ(Cesana Torinese)。トリノオリンピックではバイアスロンなどの会場となりました。
車道トンネルと合流する地点で歩いている人に遭遇。スーダンから歩きでフランスへ、とのこと。本当かジョークか判断がつきません。
フランス国境。広い峠です。
ここから長い下り。道幅は広く路面も良好。
ラ・ヴァシェット(La Vachette)村。ゴールのブリアンソンはもう少し先のようです。
ブリアンソン到着。
ホテル探しに入りますが、駅正面ということで HOTEL DE LA GARE BRIANCON(ブリアンソン駅前旅館)に即決。後悔するハメに。
なんと、シャワー、トイレ共用。2食込みで 10,723円
夕食は、バーの客がここでも食べられるというのでスパゲッティをいただきました。
52.7km

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