養老川中流から小櫃川中流へ山越えした後、上流部の林道を戻る。70Kmを越す河川の上流部を自転車で越えるという、穏やかな房総丘陵ならではのルート。林道を分け入っても、山が深くなる気配が感じられない。 経路の小湊鉄道飯給(いたぶ)駅、JR久留里線上総松丘駅も風情がある。(写真:上総亀山 大中 の川廻し地形)
小糸川を遡り、築50年の三島ダム(君津市の近代化遺産)サイトで休憩。少し戻って、房総スカイラインの下をトンネルで抜け久留里へ。 この街は古くからの小さな城下町で、自噴井戸がいたるところに設置されており、おいしい水が飲める。帰路は久留里大谷へ回り小櫃駅~かずさアカデミアから君津へ。
ダンプが多いのでできれば避けたいR127を保田まで南下。途中の佐貫からR465までは館山自動車道の側道を走る。R127に戻っての海岸沿いの道は、トンネルが狭くちょっと怖い。鋸山登山自動車道は自転車通行禁止。 保田からの帰路は、長狭街道(県道34)を東へ向かい太平洋側への分水嶺である横根峠を越えたあと、県道182を志駒川に沿って下る。関尻でR465とぶつかり、少し迷った末、右へ折れ、清和経由で帰った。82Km。 保田川沿いの市井原で見かけた小さな祠。日本的なアミニズムを感じさせる。伊勢神宮も最初は、こんなだったのかも。
小櫃川中・下流域の田園地帯を回る。帰路は矢那川ダム(このダムはロックフィルの遊水池で、通常は空っぽ。)を経て、空き地の目立つ請西の宅地造成地へ。途中、高倉観音へ寄り道、JR沿いでイベント列車のSL(D51)に遭遇。 D51はUターンできないので、帰路のためにディーゼル機関車(たぶんDE10)を牽引している。