<1/25000地形図。> 知人のボクシングジムのホームページを作っているが、そこのタイトル戦が姫路で行われるので飛行機&夜行バスで遠征してきた。
料金の安い始発便で行ったため、以前から気になっていた神戸の布引ダムに足を伸ばした。最近注目の「近代化遺産」と言うやつである。
布引ダム(布引五本松堰堤):日本最初の重力式コンクリートダム。国指定の重要文化財。コンクリートダムであるが型枠用の石積をそのままに残した外壁と古典様式のテンテル(歯飾り)はヨーロッパの巨大な城壁を思わせ、山麓の優れた景観の構成要素となっている。1900年(明治33年)竣工。(ウィキペディアより)
ゆっくり一周して2時間くらい。六甲の山歩きコースと重なりハイカーが多い。みなさん、けっこう良い装備を身につけている。
ダムの堰堤だけでなく、分水堰や放水路が自然地形の雌滝、雄滝と連なり、人工物と自然の調和を感じることができた。
房総とも自転車とも無関係だが、今回3度目の防衛を果たしたチャンピオンは、木更津グリーンベイジムの板垣選手(J-COM木更津)からタイトルを奪取したので、かろうじて関係がある?
姫路木下ボクシングジム
近場の自転車運搬は分解不要な車だったが、LOHASを騙るためJRで35.4キロ(普通列車で46分、650円)輪行した。君津発 8:52、岩井着 9:38となったので、早起きすれば間に合う時間だが、体力が温存できたのは間違いない。
駅前で車輪を装着し、房総の名山の富山へ向かう。町名は「とみやま」だが、山は「とみさん」と読む。歩きの場合は西の尾根からの登山道を行くが、1/25000地形図で見ると東側から「幅員1.5m-3.0m」の道路があるので、その道を上ることにする。・・ずっと、10%超でしょうか、ほとんど押しとなったが、何とか双耳峰の鞍部までたどり着き、最後の50mは担いで北峰に登頂。
一応舗装されているが、路面に苔や濡れ落ち葉が多く、MTB向け。
画像は、三角点のある北峰(349.5m)からの南峰(342m)。 BINGOバーガーの昼食の後、地形図で気になっていた、江田の直線道路(2860m)を走ってみる。これだけの長さの直線道路は珍しいが、英国のローマンロードとは異なり高低差がないので、どうと言うこともなかった。
鴨川まで海岸線を走る予定だったが、出遅れているので、未走のR410を少し北上し、伊予ヶ岳のある平群から長狭街道に抜け、横根峠手前から志駒川沿いに帰るコースに変更する。君津へ帰るには、いちばん楽な道だ。
佐貫では宮醤油店(天保5年創業)に立ち寄り「たまさ超特撰さしみ醤油」を購入する。最後は、小山野トンネルを避けるため、常代へ抜ける裏道を走ったが、途中で日没となり、暗いなか鹿野山へ上りかけてしまう。予期せぬ上り坂のため気づいたが、平坦な道ならどんどん行ったかも。夜の田舎道は、要注意ですね。93.36Km。
(長狭街道からの北上路の最高地点)
鴨川有料:200m
君鴨トンネル:190m
木之根峠(車道):180m
志駒街道:100m
長狭平野は、東京湾との分水嶺である横根峠へ向けて詰めるほど、北上路の峠は低くなる。不思議な地形です。
(カシミールで岩井駅から志駒街道分岐までの標高をプロットしてみました)
