日が短いので、復路を輪行するプランで鴨川へ向かった。今回は、房総南部海岸線の未走区間である鴨川~千倉と富浦~保田の走破が目的である。まずは、紅葉まぢかの志駒川もみじロードから長狭街道へ。
鴨川からは海岸線に沿って走る。寒さを予想していたが、風もなく暖かい。輪行袋の入っているデイパックは、脱いだ服でパンパンだ。江見の洲貝川以西は、地形図からは読みとれない堤防脇の道を、私の巡航速度である時速25Kmでのんびりと走り千倉へ。ちょうどこの日は料理の神様、高家(たかべ)神社の包丁式だったが、到着した昼過ぎには終わってしまっていた。
千倉の街は、千倉駅の2Kmほど南にあるが、大字の南千倉が北千倉の北側にある。品川駅の南に北品川駅がある訳のように、説明の付く理由があるのだろうか。
川尻川手前からは北上に転じ、館山方面へ向かう。内房線に沿って一山越えると、10月に南下した直線道路に遭遇。今回は北上する。富浦からは、未走ルート。狭いトンネルが多いR128を北上する。いくつかのトンネルは歩行者、自転車用のミニトンネルや迂回路があるが、岩富トンネルは迂回路なしである。岩井、勝山を経て保田に到着したのは16時。輪行するのも面倒な気がしたが、日没も近く16:38の普通列車で帰途につく。 111Km。
千倉で見かけた南房総産竹材の専門店。ホームページも充実しています。
合資会社加藤竹材店
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