好みのラーメンは横浜の「家系」であるが、近所に無いので、
常代の「大ちゃん」
畑沢の「佐藤君」
君津駅前の「池袋大勝軒君津店」(つけ麺限定) あたりで食べている。
房総と言えば、竹岡式とのことなので、本家の「梅之家」へ食べに行くことにした。なお、ここは「家系」ではない。
13:10に到着したが、店の外に7~8人の行列ができている。40分ほど待って「ラーメン(やくみ付)」540円を食べる。
多くのラーメン店が複雑でデリケートな味を競う中、えらく単調な味だが、美味しく完食。伊勢うどん のラーメン版みたいな味だ。
「来週も来よう」とは思わないが、そのうち又来よう。
帰路は、いつものようにR127の小山野トンネルを避け、高速に沿った常代へ抜けるルートを取る。
佐貫の宝竜寺(大字)あたりで「鬼泪山最終土場」の看板を見つけ、通りかかった竹製のしょいこを背負ったばあさんに鬼泪山(きなだやま)の場所を聞く。国土地理院の1/25000地形図の図名が「鬼泪山」なのだが、目立たない小さな山なので、以前から不思議に思っていたのだ。
聞いてみるもので、まず産廃の処分場だと思っていた「最終土場」(どば)は、切り出した材木の入札を行う場所である。鬼泪に関しても、鬼退治を行った場所で、近くを流れる染川は、鬼の血で染まった との伝説があるとのこと。由緒ある地名だ。 (追記:ヤマトタケルに討ち取られた阿久留王の伝説もあるようだ。)
次いで山王塚(小字)で田んぼに青竹の櫓が忽然と現れ驚く。またまた、通りかかったおばはんに「あれは何だ、何に使うのか」(実際は、もっと丁寧に)と聞くと、門松やしめ縄を奉納する「どんど焼き」の櫓であるとのこと。常識?かも知れないが、わたしは知らなかった。
53Km。
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