鷺沼に戻ってきたので、多摩川沿いを少し走った。自転車ブームのなか、休日は渋滞がウワサされる多摩川サイクリングロードだが、今日は平日なので問題ない。河川敷の風景と周りの市街を眺めるだけでも、飽きないルートだ。
二子玉川から第2京浜(R1)まで右岸を下り、多摩川大橋を渡って左岸を戻る。次は、羽田まで行ってみよう。
帰路、多摩川の河岸段丘を上り用賀を散策した。ここは、20才台の6年間住んでいた街だ。世田谷美術館が出来た後、2回は来ているはずだが、街を回るのは久しぶり。
前田日明を何度も見かけた本屋は無くなっていたが、鈴木実に遭遇した床屋は健在だった。UWFの事務所があった場所には、串焼き「市屋苑」があった。と言うことは、鈴木健さんはUインターからでなく、第一次UWFから絡んでいたのだろうか。記憶が不鮮明なので間違っているかもしれないが。(この部分、場違いにマニアックですね。)
房総でも若干いたが、車道を逆走する自転車が多いのは困ったものだ。
41.9Km
旧版地図は1947(昭和22)年発行の 1/25000です。
竹岡の街を抜け、白狐川を渡ったところで、旧道に入る。内房線との交差にあったであろう踏み切りは無くなっているので、自転車を担いで横断する。その後は、あぜ道状態となり、本当に国道だったのかと思いたくなる。 もっとも、ここの旧道は現在の地形図にも現役の「小径」として描かれているので、自信を持って進もう。 驚きました。安藤忠雄の「光の教会」かと思いました。神の存在を感じながらトンネルを抜けると、そこには鳥居がありました。やっぱり、神様だ・・。 おかしい、仏教寺院のはずなんだが。 (地形図の記号は卍(まんじ)なので寺です。名前は弘法大師ゆかりの燈籠坂大師だし、旧版地図の字(あざ)も大師なので、寺です。) 神仏混淆なのかも知れません。 |
(A)富士見が丘では、別荘地内をうろつくが、旧道トンネルは発見できず(注1)。(B)富貴川では古い橋台らしきものがあったが、確信がもてない。(C)丑山トンネルは金谷国際射撃場への専用道状態だった。(D)ここは、人道トンネルとして現役。(E)大日隧道は、んー。旧道側は崩落したのだろうか。新道の大仰なトンネルは、上に墓地でもあるのかしらん。 (注1)山さ行がねが さんに、渾身のレポートあり。事後に知ったのが悔やまれる。 |
勝山では、大黒山の展望台に登った。ちょっと恥ずかしい形状をしているが、展望はよい。 帰路は、未走の佐久間川沿いを走る。日枝神社では、子連れの狛犬を発見した。文久2年だから、生麦事件の年に作られたものだ。 君津から、ぐるっと92.0Km。 |
千葉県最高峰だけあって、ちょっと登りにくいのが愛宕山である。場所は鴨川の嶺岡稜線上にあるが、最高地点の三角点が航空自衛隊峯岡山分屯基地の敷地内にあるため、事前申請が必要となるのだ。
県別最高峰のワースト3は
千葉県:愛宕山 408m
沖縄県:於茂登岳 526m
大阪府:大和葛城山 959m
86.4Km。
URCのM木君が会社に向うのを尻目に、逆方向に走り出す。今日は、断片的にはほとんど走っている房総横断道路を一気に走ることにする。
ウィキペディアによると、房総横断道路は「千葉県道路愛称制定委員会」により制定された24の道路の一つで、
・国道409号(木更津市・16号長須賀交差点~茂原交差点)
・千葉県道27号茂原大多喜線(茂原交差点~茂原市茂原交差点)
・国道128号(茂原市茂原交差点~一宮町・東浪見交差点)を指す。
ALPSLABのルート測定では58Kmである。
16号長須賀交差点。2Kmほど西に走ると東京湾だが、海の見えないところから始まる。 道幅が狭いのにダンプが多く、ちょっと危険な道です。 長南町に入る。ここが東京湾と太平洋の分水嶺にあたる。 |
終点の東浪見(とらみ)交差点。ここは、「九十九里ビーチライン」「外房黒潮ライン」との接点でもある。 ほぼ全線、自転車では走りたくない道である。たぶん、人も乗用車もダンプも走りたくない道だろう。 |