房総から見ると川崎市はアクアラインの対岸といったイメージだが、川崎市は細長い市域で、宮前区鷺沼は結構奥まったところにある。都心へ向う東急田園都市線沿線で、渋谷にぶら下がった地域である。
1917(大正6)年と2002(平成14)年の 地形図を比較してみよう。-->
多摩丘陵の東端にあたるこのあたりには、ほとんど人が住んでいない。唯一、大山街道が丘陵地帯を抜けているが、現在のR246である大山街道も昔の道筋の多くが失われており、別の地域を比較しているようだ。
鷺沼の地名は有馬村の小字(こあざ)に拠る。旧版地図にも沼は見当たらないが、鷺沼4丁目の窪地(日本精工グランド)が湿地帯で小さな沼があったらしい。
鷺沼駅の隣は、すぐ横浜市になり、駅は「たまプラーザ」 違和感のあった"プラーザ"(プラザじゃないよ)も20年聞いていると馴染んできてしまった。
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