<1/50000地形図。橙線は歩き。> やっと、気温が体温より低くなったので、7月にたどり着けなかった開墾場の滝に行ってきた。三島ダムの国民宿舎先の橋を渡り、小糸川の支流の三間川をつめる。途中の奥米に旧川(ふるかわ)と言う字(あざ)があるので、寄ってみる。地名と水田から川廻しの旧河床と推測していたが、現在の川との比高、棚田状の水田跡から、この場所を川が流れていたはずがないと判断する。とすると、「旧川」と言う地名の由来が謎となってしまうが・・、どなたかご存知の人はいないだろうか。
いよいよ「開墾場の滝」である。地形図を見てみよう。
地形図はカシミールの電子データからなので図歴がはっきりしないが、おそらく1/50000が平成4年修正、1/25000が平成12年修正である。ところが、1/50000では川廻しが行われていないことになっている。当然滝もない。ここの川廻しが平成の世に行われたとは思えないので、ずっと間違った表記をしていたのだろう。国土地理院も常に実測をしているわけではないので、無誤謬ではないということだ。
滝の前には下りられないので、南側の川の屈曲部へ降りて遡行する。水量が多いと行けないだろう。
いい滝です。人も居らず、のんびりできる。画像上部には川を短絡したトンネルが見える。
次は尾根を越えて、小糸川本流の大戸場の滝へ行く。山太郎から「関東ふれあいの道」を稜線まで上るが、この道は非常に走りやすい舗装路でロードバイクでもOKである。尾根道をそのまま走りたいが、左に折れ、これも舗装路の「淵が沢林道」を下る。大戸場の滝は、『清和県民の森』の案内では大滝としている。まー、普通の滝です。夏休みの子供たちが遊んでいました。
君津市街から往復で65Kmくらい。次は、尾根道を鴨川方面へつめてみよう。
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