手元に、1976年(昭和51年)の地形図がある。現在の物と比較すると、消滅した小字があるので見に行くことにした。君津ICのそばにあった外平(げへい)と能網である。
木更津市と君津市の境界線は非常に入り組んでいるが、ここも分水嶺に境界はなく、畑沢川の最上流部は君津市になる。大字は大鷲新田なので、小糸川沿いの大鷲集落の人達が開拓したのだろう。
まず、外平へ向かう。練木から直接向かう道は見つからず、一旦ため池まで行き折り返す。道はダートだが、小型四駆なら走れる幅がある。①地点の外平は竹林の中、2軒の住居跡が見つかった。大八車の木製の車輪が残されていた。たけのこシーズンには、人が来ているようだ。
一等三角点を確認した後、②地点の能網へ向かう。こちらも、道の一部は現役で使用されてるようだが、住居跡は見つからなかった。
帰路、山道から忽然と八幡台の住宅地が現れるのは不思議な風景だった。
君津から 15Km。
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