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中山道を代表する2つの峠を越えて、今は盲腸線となった信越本線の横川駅まで下る。 まずは和田峠(1511m)である。車山の肩(1800m)から稜線に沿いビーナスラインを走るので、基本的に下りである。 ビーナスラインと中山道の交差点で自転車をデポし、歩きで峠を越える。 ここは、幕末に、水戸天狗党と高島藩、松本藩連合軍が戦った場所である。 諏訪側の斜度がきつく、自転車だとほぼ担ぎになっただろう。 |
旧国道と交差後、車道を戻る。 交互通行の和田峠トンネルを歩いて抜ける怖いと思っていたが、トンネルの上がほぼ切り通し状態なので、ちょっと強引に越える。 このルートは、明治初頭に開削された紅葉橋新道だが、当時はもっと高い位置にあったはずだ。 |
長久保まで下った後、中山道に沿い笠取峠を越える。川沿いの平坦路でなく、比高200mのこの峠を越えるのは不思議だ。直線道が多い律令期の官道を引き継いでいるのだろうか。 (2009/11/29 追記:東山道は、千曲川北岸をたどっているので無関係) 望月、塩名田を経て、ようやく碓氷峠(中山道でなくR18旧道)へ。 1997年に廃線となった信越本線新碓氷隧道の線路は残っている。 碓氷峠を下るのは20年ぶり。前回は、片倉シルクのレーサーだった。 108.36Km。 起点:1570m 最高地点:1800m 終点:368m |
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