早起きして青春18きっぷで児島へ。 茶屋町と丸亀航路のあった下津井を結んでいた下津井電鉄は1972年に茶屋町~児島、1990年に残りの児島~下津井が廃線となりました。 児島から下津井までは自転車道となっているので走ってみました。街中から山間まで、変化のある風景の中、いい感じに残っています。動画撮影にとらわれすぎないように HX-A100 を持ってきませんでしたが、後悔しました。 |
狭軌(762mm)。車両もかわいいですが、保存と言うより放置されています。 |
下津井では祇園神社へ。拝殿一つに本殿が二つあるのは、元々の長濱宮(下津井城の鎮守)に、祇園宮を江戸中期に合祀したもの。 北前交易と金比羅参りの渡しで賑わった。疫病は海から来るとされ、疫病除けとして信仰されたとのことです。お話を伺った禰宜さんに茶菓いただきました。 |
下津井の街並みをぬけ鷲羽山へ。 |
次いで宇野へ。途中の玉で長い元アーケードの商店を走りましたが、息してません。ただ、お好み焼き屋が多く、レベル高かったです。 自転車道の案内をたどっていくと、如何にもの線形。後で調べると玉野市電の跡でした。三井造船への専用線を流用したようで、終端式の宇野駅へ回り込むようにつながっていました。 |
さて、昭和の四国人なら忘れられない宇野駅。様変わりして、場所も港から離れています。近年のことなのに、遺構がほとんどないのには驚きました。よすが伝えるのは、産業振興ビルのジオラマだけです。 先週、庵治半島から見て香川県で何らおかしくないと思った直島ですが、岡山県の宇野から見ると湾内の島でした。 |
寄り道が多く時間がなくなってきたので、宇野駅から妹尾駅へ輪行します。昭和の時代なら東京まで直通列車があった宇野線ですが、茶屋町乗り換えとなります。 夕暮れに追われながら目指すのは備前国一宮、吉備津彦神社。 |
次いで、同じ吉備の中山を神体山とする吉備津神社。こちらは備中国一宮。両社の間は2km、中山に国境があります。 |
本殿と拝殿は国宝です。 |
吉備津駅から輪行で徳島へ。盛りだくさん過ぎる一日でした。 |
53.37km |
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