赤色立体地図サイトへ |
日本地図学会アウトリーチ専門部会の「地図塾」第13回 「立体地形を見るには赤色に限る」 に参加しました。場所は地図の聖地、日本橋武揚堂。ゲストスピーカーは、赤色立体地図の発明者、アジア航測の千葉さん。前日も、多摩武蔵野スリバチ学会でお会いしています。 |
地理院地図にも標準整備されている赤色立体地図。日本全国、見ることができます。 |
透過性を自由に調整し、地理院地図と重ね合わすことも可能。 |
・航空レーザ計測で、地表の高さを正確に測れるようになった。葉っぱの隙間から地表を測定。お茶畑、クマザサは苦手。+-15cmの誤差。 ・明るさ(稜線では足下からも、谷では狭まる自然光)を算定して尾根、谷を描写する。 ・縮尺、見る向きにかかわらず、傾斜を表現できる。 ・赤色の濃淡色別は人類が得意とする。(肉やマグロの鮮度判断は、生死につながる?) 印刷も簡便。 |
・等高線では、劇的に精度を増した計測値を表現できない。 |
・微地形の可視化も可能に。放牧地の川跡。 |
・中世の山城もいくつか発見されました。 |
国際的にも注視されている赤色立体地図ですが、なんと言っても千葉先生は話が面白い。2時間があっという間でした。 |
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