昨年(2007年)小櫃川で轟沈したインフレタブル・カヤック(カヤック型ゴムボート)が修復不能だったので、また買ってしまった。価格的には、前回はタイヤ、今回はホイールくらい。
鮎喰(あくい)川は、四国三郎吉野川の河口から6 km上流で合流する流路延長43 kmの川で、名前のとおり鮎が豊富な清流である。短い川だが、房総丘陵と異なり源流域は1000mを越す。
初登場のMayFly号は、カヤックを名乗るにしては幅が広く、その分安定している。乗り降りも簡単で、素人の川遊びには丁度好い。
インナーチューブを船体布で覆っているので、見てくれもよろしい。
今回のコースは水量が少なく、かなりの距離、底をこすったが目に見える損傷はなかった。次回は、もう少しチャレンジブルなコースに臨もう。
2度転覆したが、きれいな川だと気ならない。
グローブは自転車と共用できる。
T秘境の場所を地形図で探していた時に候補となった場所の一つがここ。気になるので、行ってみることにした。ふりがなは「とづらはら」とされているが、正しい発音は「とづらっぱら」のようだ。
房総のダム湖は都市部からのバス釣り客でどうもギスギスしているが、ここは「へら」限定らしく、ちょっとのんびりしている。昭和の雰囲気です。
さて、字藤木から高宕山の稜線方向へ向かう。最初に現れるのは、沖縄の斎場御嶽(セーファーウタキ)を彷彿させる三角形の素掘りトンネル、聖域が待っているのだろうか。
2つ目の素掘りトンネルを抜け、地形図の道路が途切れる地点まできたが、道は続いている。最後は、地図記号では水田だが、休耕田を通り越して耕作放棄地状態まで自然に返った場所でCROSS BIKE は進めなくなる。偶然遭遇したきのこ採りのおやじに河床への道を教えてもらい、なんとか水辺にたどり着いた。
風景はT秘境に似ているが、水量が少なく全体に小ぶり。秘境度(行きづらさ)は高いが、T秘境2.0 を標榜する訳には行かない。
64Km。
戸面原ダムの水没地域を1976(昭和51)年の地形図に重ねてみた。川の渓谷は狭く、水没地域の多くは水深の浅い旧水田である。もったいないダムですね。
先週、上湯江をポタリングしていて、堂々たるケヤキを見つけた。君津市の保存樹木指定標識が示されていたので、所在地が開示可能な8ヶ所(いずれも寺社)を市民環境部で教えてもらった。1日で回れそうなので、一気に見に行くことにした。
君津から、ぐるっと 96Km。