米国テキサス大学のサイト では、1945-46年に発行された 160枚の日本の都市地形図(1/12500)を見ることができます。
この、TOKUSHIMA PREFECTURE, SHIKOKU, JAPAN の脚注だと、米国陸軍地図サービスが、日本の帝国陸地測量部の1/25000(1937年版)、1/30000 水路図、徳島の都市計画図 などから編集したと書かれています。
進駐後、半年を経ずにこの地図を発行したことは驚きです。
今は埋め立てられている城山の内堀が、かちどき橋から徳島駅の裏まで続いているのが、美しい水色で描かれています。
2010年1月7日に、佐古にある煉瓦造の水道施設を訪ねましたが、この地図によると、その Water purification plant の山側に Water distribution plant(給水設備)があることが判ります。
現在の地形図では、墓地⊥となっていますが、google の航空写真では、なにやら建造物があるように見えます。
現地を確認したいものです。
次回帰徳時の楽しみのひとつです。
この間,本屋で見ていたら四国の4県庁所在地の江戸,明治期からの地図を並べている本がありました.がまんして買いませんでした.
ご紹介のサイト,これから行っています!
smak さん こんにちは
徳島の地図に直リンクを張っているので、都市一覧は、下記になります。
http://www.lib.utexas.edu/maps/ams/japan_city_plans/
天気が悪いので、テキサス大学サイトを探索していましたが、
Historical Map Web Sites(リンク集)にあった、「Japan - Maps "Samurai Age"」
http://www.mars.dti.ne.jp/~opaku/shogun/map_index.html
は、八犬伝マップでした。
サイト管理者へ連絡した方がよいのかしらん(笑)
学問的なことなわかりませんが、見ているだけでもなかなか楽しめます。
徳島にやってきた当時と比較して現在は道路など結構変わっているように思うのですが、60年前と変わってない点や変わって点が一目瞭然です。
や ま さん こんばんは
わたしは、古い地図が好きで日がな一日眺めていたりします。と言っても、勉強していないので、「大正○年図式の記号では」とか、さっぱりわかりません。
大坂峠のような、気品ある道を探しています。(なんのことやら)
各都市の地形を見ながら原爆投下の街を決めたそうですから,かなり早い段階で情報収集されていたのでしょうね.
テキサス大学は各分野で全米トップクラスで図書館が17あり,蔵書800万冊だそうです.(wikipedia)
特に,オースティン校は石油・資源開発に関しては超名門なので,どうしても関連性を邪推してしまします.
たしかに、smakさんのおっしゃるとおり、ターゲットとして、事前にある程度作成していたのしょうね。
160枚の中に、新日鉄の戦前からある室蘭、釜石、広畑、八幡製鉄所が網羅されています。四国でも、なぜか善通寺が。