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徳島へ帰省しましたが、どうも天気が悪く寒い日が続きます。山は寒そうなので、南下して海へ行くことにしましょう。手ごろな100Kmコースとして、蒲生田岬の根元の伊座利峠を越え、由岐まで往復します。
R55を南下し羽ノ浦駅からは那賀川左岸の古庄まで、自転車道になっている廃線跡を走ります。 1936(昭和11)年発行の1/50000では、後に国鉄に吸収された阿南鉄道が終点の古庄駅まで延びています。 富岡へ路線を延ばす際、なぜ長い鉄橋が必要となる下流に路線を変更したのか、不思議な気がします。 |
右手に延びる廃線跡。 鉄道時代の橋脚、橋台が数ヶ所残っていました。 |
富岡、橘から椿坂隧道を経て伊座利峠を越えると太平洋が望めます。ただし、今日は曇天なので、海の明るさは感じられません。 伊座利は小さな漁業集落ですが、後で調べたところユニークな活動を行っているようです。独自のサイトを持っています。 伊座利から由岐までは、海岸線に道が作れないようで、大きく迂回します。 由岐でうまいカツ丼を食べ元気づきましたが、帰路は向かい風が強く、かなり消耗する結果となりました。 104.7Km。 |
ここにも廃線があるのですね.
腕山に登ったときに,森林軌道・鉱物?トロッコ跡で驚いたことがあります.本野数年で,痕跡が消え,また,完全には消えずに残ることにまだ驚かされます.
廃線跡が消えていくのは、ともに荒々しい言っていい都市化と自然によるものが多いですが、ここは、その双方とも無縁のようです。駅前広場も、駅がないことを除けば何事も無かったようでした。