スキャンした紙の地図(登山地図や旧版地図)を iPhone のGPSトラッキングに使えるアプリに DIY GPS がありますが、このアプリのインポート機能を使えば、旧版地図にルートラボや bikemap.net で作成したルートを描写することができます。
同じことを、PCで行いたいとつぶやいていると、DIY GPS の開発者 keizi666 さんが、「Google Earth でできますよ」とのこと。
2009年に訪ねた、取手のログを描写してみました。
(1) 前準備として地図画像の4辺の緯度経度を調べる。
(これが一番面倒、世界測地系です)
(2) 任意の .kml ファイルをエディタで開き、<LatLonBox> を(1)で更新する。
(3) 地図画像(jpg等)と .kml を、zip に圧縮する。(.kmz でも .zip でも可)
(4) Google Earth に、このファイルをドラッグする。
これで、緯度経度を持った地図として、Google Earth に表示される。
(5) ルートラボ等 からエキスポートした .kml(ルート情報)をドラッグする。
これで、ルートが(4)に描写される。(上の画像)
利根川の流路改修前の、明治36(1903)年測図の地形図では、小堀(おおぼり)地区が陸続きだったことがわかります。
現在の航空写真だと、茨城県が右岸に張り出しています。利根川は取手市営の渡船で渡りました。
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