知人の主催する、社会人の地理クラブ「地理の会」の講演会に参加してきました。講師は道路文化研究所の武部健一さん、「完全踏査古代の道(正、続)」など多数の著書があります。
テーマは、「道」(法政大学出版局)などで書かれている内容の "よもやま話" です。お話、大変面白いです。
私がメモしたのは、
・戦国期、弱い大名は道を壊し、強い大名、覇者は、道を作った。
・日本の道を歩いた英国人としてイザベラ・バードがよく読まれるが、アーネスト・サトウの旅行記も精度が高い。読むべし。
会場は、東陽町でしたので、帰路木場を散策。かつての貯木場は、ビル街になっています。
前も書いたかも知れませんが、信玄の「棒道」は有名ですね。
川中島に至までの物資補給道を直線で整備する、このほか、堤防を築いたり、築城したりと、戦国の武将で名を残している人は一流の土木建築家であり、それを遂行できるプロジェクトマネージャーだったように思います。
「棒道」行かなきゃ!
武部先生も、強者の戦国大名の例で、信玄の棒道を紹介していました。
「縄張」って、歴史で習ったときは、狭い意味しか分かりませんでしたが、これってゼネコンのPMですね。