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徳島での夏休みも最後、今日は吉野川の北、阿讃山脈の山腹をぬう長い農道を走ります。 川島から2つの潜水橋で吉野川を渡り、第十番札所切幡寺を経て「阿讃山麓広域農道」に入ります。この農道、標識には「農免道路」と書かれていますが、この仕組みは (1) 農林漁業用機械に使うガソリンについては、揮発油税を免除する。 (2) しかし、掌握できないため、ひっくるめて課税している。 (3) そのかわりに、重点的に農道整備事業を行う。 とのことです。一般的には、隠れ自転車道とされています(笑) |
起伏のある「阿讃山麓広域農道」を終点まで走り、R193 を経て、夏子ダム手前に起点のある「阿讃中央広域農道」に入ります。一気に高度を増しますが、坂は 5%くらいです。
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大瀧山の登り口(830m)まで上り、県境の徳島側の山腹を走ります。吉野川から距離があり、川の眺望はありません。
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稜線のすぐ下にルートが取られていますが、稜線自体に高低差があるので、南北を結ぶ県道7号線の峠にあたる相栗峠周辺では標高530mまで下がります。 「阿讃西部広域農道」となる R438 三頭トンネルの上あたりから、ようやく吉野川が見下ろせるようになります。 つるぎ町半田方面。剣山も遠望できます。 |
讃岐平野の眺望を期待し、美馬モーターランド脇の県境まで上ってみましたが見えるのは周りの山だけでした。 最後は、三野まで標高差700mの長い下りです。 |
夏子休憩所(R193)から、三野の 「健康とふれあいの森展望台」 までの 46Km、自販機も水場もありません。 先週までの猛暑だと、水をもらいに民家を訪ねることになったと思います。 三野へ下る直前の稜線で前輪パンク、予備チューブに交換。 1時間後、R193に入った半田で後輪パンク、パッチあて。
最後は、度付きサングラスで夜間走行するはめになりました。
162.50Km |
広域農道ほぼ全線走破お疲れ様でした。
ロードでもこの距離はためらいます。
讃岐平野の眺望、大滝山や一番高い竜王山に登っても、意外と手前の山が邪魔をして楽しめません。
十分にギリギリでした。真夏の気温だとアウトだったと思います。
JR四国のバースディキップでの "天空へ続く道" は自重して正解でした。
冬にまた、帰ってきます。