「地図の旅愛好会」巡検のロケハンで、二ヶ領用水沿いをうろうろ。 二ヶ領用水は江戸初期に開削された用水路で、二ヶ領とは稲毛領と川崎領。多摩川右岸に細長く伸びる川崎市域は、この用水のつながりでできたらしい。 スタート地点は取水口の多摩川宿河原堰。1974年(昭和49年)の台風16号では対岸の狛江の堤防が決壊したが、今にして思えば、帝都側の堤防が先に壊れたのは施工ミスかも、などと思う。素直でなくなったわ。 |
用水沿いに残象は見当たりませんが、南武鉄道砂利支線跡、旧多摩川土手あたりがポイントとなるでしょう。 |
めだまは、1941年(昭和16年)の作られた久地円筒分水。水争いを避けるため、各支水路への分水量を見える化したものです。 |
終着点の溝の口では、市街に残る川筋跡を探索します。奇跡的に残って驚きましたが、なくなるのは時間の問題でしょう。 |
29.88km |
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