京都最終日。深草の宿を出て、先ず師団道路を南下。かつては、ホテルが建っているのは京都練兵場で、野砲兵第二十二聯隊、輜重兵第十六聯隊と続いていました。 |
信号待ちで右手を見ると「撞木町廓入口」(しゅもくちょうくるわ)の石柱。大石内蔵助が敵を欺くために遊興し計を練った遊郭跡で、コアな忠臣蔵マニアが訪ねてくるとのこと。何気に、何かがあるのが京都。 |
琵琶湖疏水末端の伏見の堀川(濠川)に沿って伏見湊へ。かつては、宇治川水運と高瀬川、琵琶湖疏水(鴨川運河)のハブ港でした。 |
伏見は京都とは別の街で、土佐藩、薩摩藩、長州藩の藩邸がありました(いずれも案内石柱のみ)。旅籠寺田屋(跡地は右の庭)。日本酒の工場が建ち並んでいます。 三栖閘門(みすこうもん)資料館では、治水関連の面白い話を伺うことができました。 |
新高瀬川合流点では、宇治川の水位が低く新高瀬川との往来が出来ないことがわかります。宇治川を下っていますが、前方には狭窄部が見え、雰囲気的には上流へ向かっている感じです。 |
淀大橋で宇治川を左岸に渡り、次いで木津川を御幸橋で越え、民家の中の道を石清水八幡宮へ。ここ八幡(やわた)市と読むことを初めて知りました。 |
4日前に Red Bull Holy Ride が駆け下りたのはここ。官幣大社の表参道で MTBレースを行うなんて、神社の間口の広さに感心します。 |
時間が押していますが、追い風に乗って宇治平等院へ。昨年来た時は改修中だったので、初めて(たぶん)見ることになります。もう、終わりと思っていた紅葉が、真っ盛りでした。これは、大きなサプライズ。(紅葉画像は稿を改めて) |
ゆっくりしたいところですが、新幹線に乗る前に、いつも大行列であきらめている京都駅東塩小路の「本家第一旭」へ行かねばなりません。4時過ぎに着けば、行列もないでしょう。昼飯を抜いて万全の構えです。 黄檗(おうばく)、木幡(こわた)を越え、桃山からは京町通を北進、竹田街道で京都駅着。跨線橋を渡り塩小路へ。 |
48.70km、3:23 |
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