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東海道線の車窓から気になっていた帝冠様式の建物。東海道新幹線50周年の車窓巡検で、今尾恵介さんからホテルだと教えてもらい、我慢できずに一泊しました。 |
青春18きっぷ(ここは譲れず)で蒲郡駅。まず、観光協会で電動アシスト付き自転車を借りホテルへ。部屋から竹島を望む。 |
ホテルができたのは、1934年(昭和9年)。鉄道省による最初の国際観光ホテルに指定されました。 2007年、経済産業省の近代化産業遺産に認定されています。 |
創業時より一流作家は無料で滞在してもらう方針だったため、菊池寛、志賀直哉、川端康成などの小説に登場しています。池波正太郎は「・・列車が豊橋を過ぎて間もなく、左側の車窓の、小高い丘の松林から緑色の屋根の古風なホテルの背面がのぞまれ、それをながめながら、 (帰りにには一日か二日、蒲郡ホテルへ寄って、のんびりしたいな) そうおもいもし、また、何度か、そのおもいを実行に移した私だった。・・ と書いています。 |
自転車の方は一応、西浦半島へ。高架橋越えには電動アシスト有効でした。水平線にかすかに見えるのは、渥美半島。目立つのは火力発電所。西浦温泉は、昭和っぽい温泉地、。夕食は蒲郡ラグーナテンボスへ。巨大浅利のフライなど。 総合的に見て、ホテルの魅力だけで再訪は難しいです。 |
25km |
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