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朝風呂に入り、ゆるゆると出立。沢谷川まで同じ道を引き返すことになるので、集落をたどる山道を走ることにします。 東南東向きの斜面に住居が点在する小畠集落。県道295号の走る川沿いに人家はありません。四国の山間を走ると、街も道も近世までは山中にあったことがわかります。 |
昭和8年修正の1/50000地形図では、川沿いに道はなく1955年に合併して木沢村となった沢谷村役場も山腹にあります。川沿いの林用軌道は坂州木頭川と合流する五倍木(ふしのき)まで。当時は坂州木頭川が那賀川本流上流部とされていたようです。 |
谷を越えるカーブには、常に滝。岩の割れ目から水が噴き出している箇所もありました。 |
沢谷川に沿うR193まで下り県道16号線を上り直し。水の透明度は抜群です。 |
那賀川水系から勝浦川水系への山越え。山深くなってきたところでゲストハウス「杉の子」の看板があったので、立ち寄ってみます。関東から移住してきた方がオーナーで、ゲストは欧米人が多い。人形浄瑠璃にも係っているとのことで、那賀町に農村舞台が多く残る理由など教えてもらいました。 |
帰宅後 10/26の徳島新聞を見ると、大きく取り上げられていました。 |
八重地トンネルまでは那賀町ですが、昭和8年地形図で林用軌道と道路が通じていたのは上勝町の八重地集落です。 |
八重地トンネルの標高は970mほど。険しさはありませんが山深い。 |
にほんの里100選(森林文化協会)に選ばれた八重地集落。ブナ原生林の残る高丸山からの尾根の末端部。国の重文、田中家住宅(1685年)が現住保存されています。 |
69.22km、4h43m |
八重地には一回しか行ってませんが、そんなに綺麗な川の流れは見てないです。再訪したくなってます。
淡路島へ行きたい! 車がなくても行ける”路線バスとトラック便のセット”が始まったようですが、めんどそう。橋があるのだから、自走で行きたい。