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ちょっと、走っていないので小田原まで輪行して、芦ノ湖へ行くことにしました。
房総に住んでいたころとは異なり、自転車で走る環境が悪いので、出不精ぎみです。
深良水門は、江戸初期の灌漑用水の取り入れ口で、今の裾野市へトンネルでつながっています。
湖尻峠を越えて静岡県側へも足を延ばしたいところですが、自動車専用道の箱根スカイラインしか道がないので、行くことはできません。
水門は、1987(昭和62)年に改修されていますが、1910(明治43)年の石造り鉄扉の水門も動体保存されています。
昭和の改修時の碑文が面白い。
「神奈川県知事と静岡県芦湖水利組合管理者裾野市長は、静岡県知事を立会人として深良・湖尻両水門を相互に同時着工して・・」
これから読み取れるのは、
①神奈川県の芦ノ湖の水利権を、静岡県側も持っている。
②深良水門の改修工事は、静岡県側で行った。
③双方、疑心暗鬼の感あり。
神奈川県民は、水路に近づけません。
60.30Km、比高 862m。
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