(1日目) 今日は山越えなので、早めに出たいところですが、たまたま泊まった伊勢神宮崇敬会神宮会館の、内宮早朝参拝に参加することにしました。 他の宗教と同様に神道も難解なので、何かのヒントを得られるかもしれません。 2013(平成25)年の式年遷宮に4年先立つ宇治橋渡始式は、まもなくです。 |
8:50 出発です。市街を避け朝川沿いのルートを取ったので、コンビニもファーストフード店も見つかりません。 ようやく、津村で地味な「ます川食堂」を見つけます。 「伊勢うどんは、まずいからなー」などと言いながら迷っていると、店の女将が「うちのはうまい」とのことなので、昨日のおはらい町に続き、注文します。 「名物に旨い物なし」ではありませんでした。天然だしを煮詰めている、一味も自家製とのことです。 円座の米山新田には、素朴な社が。 房総の保田川沿いの祠 を思い出しました。 |
蛇行する宮川に沿って走り、栃原でR42(昨日の渥美半島と同じ!)を経由して、櫛田川流域に移ります。 R166は、小さな上り下りが繰り返され、予想外に足を使ってしまいます。最高地点の高見トンネルは、標高625mなので先週の箱根よりは低く、軽く見ていましたが、たどり着く前にバテてしまってます。 峠を越えたのが15:40、急いで下ったので危うく天誅組の石碑を見逃すところでした。 地形図に表記されている記念碑は「吉村寅太郎原えいの地」だけですが、他にも石碑が点在しています。 もう、日が暮れます。ビバークの不安がよぎるころ、民宿の看板を見つけ何とか宿を確保できました。民宿のご主人が自転車乗りなのには驚きました。病後の体力増強のため始めた自転車にはまり、丸石のランドナーでキャンピングまで行っているようです。 99.24Km |
(2日目) 今日は、吉野川、紀ノ川沿いを下ります。 さわやかな朝の吉野は、自転車ツーリングの醍醐味です。 五條市新町には古い町並みと幻の五新線(五條~新宮)跡が残っています。和歌山県に入った橋本市も古い道筋は健在です。 標高グラフ付きの大きな地図を見る 高野口から九度山橋を渡った慈尊院の下で、渋い自転車乗りに遭遇。 僧籍とお見受けしたが、世俗の人とのこと。 九度山人 さんは、周辺の道や歴史文化に精通しており、和歌山市内の日前宮まで、郷土ガイド付きで引いてもらいました。まさに、プライスレスです。 最後は、和歌山港から南海フェリーで徳島へ向かいます。 101.81Km (徳島市内の3Kmを含む) |
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