大岡昇平の「少年 -ある自伝の試み-」(筑摩書房)より。
大向小学校が現在の東急本店です。
地図の旅愛好会 の渋谷巡検以降、大岡昇平を読んでいます。
「少年」の挿入地図や地形の表記から、同好の匂いを感じていましたが、1980年代の日記風エッセイ「成城だより」(講談社)に 『・・地図マニヤ同好の士として・・』 との記述を発見しました。
「ボケ老人」 「吉祥寺南ケ原のしゃべり魔」 「中野(孝次)への小説作法講義繰返しとなることラヴェルの「ボレロ」に近し、老主人(大岡)閉口して、それとなく追い出しにかかる」・・それとなく追い出されたのは 埴谷雄高。
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