12/19 41.3Km in Hanoi city
12/20 101.6Km Mt.TamDao (960m)
12/21 Halong Bay Bus Tour
12/22 105.4Km LuongSon
12/23 124.7Km KimBoi via HoaBinh
12/24 80.1Km KimBoi -> Baichao -> Bailang -> Hanoi
12/25 50.3Km HoTay -> YenVien -> LongBien -> ハノイ自転車友の会 Christmas party in 牛若丸
12/26 193.4Km LangSon -> (中越国境) -> 凭祥(広西チワン族自治区)
12/27 69.5Km 凭祥 -> (中越国境) -> LangSon
TOTAL 767.5Km
ベトナムツーリングの最後は、LangSon経由、陸路中越国境を越え、広西チワン族自治区の凭祥(ビンシャン,PingXiang)で一泊するコースです。 片道200Km弱に、出入国手続きが加わりますので、ある程度のスピードも要求されます。スピードのない私としては、ハノイ自転車友の会トレインに乗っけてもらうしかありません。参加するのは、TamDaoでご一緒したSTさんと、MHさん、HRさんです。 夜明け前の6:00にオペラハウス前に集合、国道1号線の新道をひたすら北東に走ります。 朝もやが徐々に薄れていく田園風景をのんびり眺めていたいですが、そんな余裕はありません。 途中、先頭を引いていたHRさんが膝痛で離脱、3両編成(内1両は貨車)となります。 8日間でベトナム縦断したHRさんですが、前日の「牛若丸」クリスマスパーティで遅くまで飲んでいたのかも知れません。 |
60Km地点のBacGiangで朝食、100Km過ぎのChiLangあたりから、うねうねとした登りが始まります。 14時前にLangSonで、豪華な昼食を取り大休止します。北部の中核都市 LangSonは、1979年の中越戦争では中国軍に占領されましたが、今では美しい交易の街です。 「・・2月26日にラオカイを、3月5日にはベトナム北部の要所ランソンを大損害のなか占領。ベトナム軍主力は包囲されることなくランソンから後退した。その日の夜、中国中央軍事委員会は翌日の3月6日からの撤退を命じ、3月16日にはベトナム領から撤退した。・・」(Wikipediaより、抄) |
さて、ゴールはまだ先です。国境のHuuNghiQuan(友誼関)には15:28分着、通関待ちのトラックの間を抜け、検問所の遮断機を少し上げてもらい、自転車を押してイミグレーションの建物に入ります。 ノイバイ国際空港が市役所なら、ここは村役場と言ったところでしょうか。 パスポートと出国カードを提出します。出国スタンプを押してもらい建物から出ると、そこには国道1号線 0キロポストが!! 50mほど歩き、中国へ入国します。中国のイミグレーションは、過度に巨大な気がします。威容を誇っているのでしょうか。稜線には迷彩を施された監視所があります。 16:20に入国完了。 丘陵地帯を17km走って17:12(現地時間18:12)に宿泊地の凭祥北駅に到着しました。 ハノイから194.6km 実走行時間7h47m 平均速度24.9km |
中国から見ると、最南部にあたる広西チワン族自治区の凭祥です。ホテルでシャワーを浴びて繰り出した夜の街は、まさに桃源郷?でした。 |
中華料理をたらふく食って熟睡。翌朝は 6:30(現地時間 7:30)に出発。出入国の後、ハノイを目指しますが・・。 LangSonを過ぎたあたりで、冷たい豪雨に見舞われ自走は断念です。 農家の軒先で震えていると、見かねてライスワインを振舞ってくれました。 街のあるLangSonまで15Km戻り、ベトナム語完璧のSTさんの交渉力でハノイまでの車をチャーターします。150Kmあまりの長距離ですが、一人当たり 400,000ドンでした。 |
12/26 194.6Km HaNoi -> LangSon -> (中越国境) -> 凭祥
12/27 69.5Km 凭祥 -> (中越国境) -> LangSon(引返の30Kmを含む)
今日はハノイ近郊のポタリングです。ハノイ(河内)はホン川(紅河)デルタの湿地帯にあるので、市内に池が多く見られます。 ハノイのサンタモニカと呼ばれるタイ湖畔には瀟洒な住宅が並びます。子供達もお金持ちっぽいです。 |
湖岸を半周しホン川に架かるタンロン橋を渡ります。この橋は2階建てで、上部が自動車、下部中央が鉄道で、その両脇がバイク道です。 構造的には横浜のレインボーブリッジや大鳴門橋に似てますが、自転車で渡れるところに先進性があります。 |
橋を渡った後は右折しYenVienへ向います。省道23B、国道3号線とも、道幅の割りに交通量が多く、走りやすい道ではありません。 フランスパンをその場で焼いているパン屋さん。繁盛していました。 |
YenVienの手前で右に曲がるとドゥオング橋が見えてきます。これも鉄道併設橋ですが橋脚基礎以外は別の橋のように見えます。 |
ハノイ中心部へ進むと、道路橋のチュンズオン橋と鉄道、バイク橋のロンビエン橋への分岐が現われます。 目指すは1902年竣工、全長1682mのロンビエン橋です。 鉄の怪物のような橋梁には鉄道専用橋であるスコットランドのフォース・ブリッジ(1890年竣工、全長2530m)がありますが、こっちは自転車で渡れます。 上部主構が無い部分は、米軍の北爆で破壊され補修された部分とのことです。 ロンビエン駅側には竣工時の銘盤も残っていました。 |
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のんびりとした田舎道も走りたいので、温泉リゾートがあるKimBoiと言う街へ行くことにしました。
12/23 124.7Km
12/24 80.1Km
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本格的な走りの初日は、ハノイ自転車友の会 の定番コースを走ります。TamDaoの標高は960mで、ハノイのヤビツ峠です。今日は、ハノイのレマン湖と言われるDaiLai湖を経由します。
朝7:00 にスタート地点CPTRA(シープチャ)に集合したのは、友の会のSTさん、IKさんと謎の国連職員のTDさんの総勢4名です。
わたしがお借りした自転車はJAMISのクロスでディスクブレーキです。タイヤは700 X 23C なので快適に走れそうです。
道を知っているIKさんを先頭にホン川(紅河)を渡り NoiBai空港へ向けての高速道を走ります。
ベトナムの高速(有料自動車道)は、バイクは無料です。自転車は禁止かも知れませんが、普通に走れます。
空港手前で国道2号線に転じ、その後、田舎道をDaiLai湖へ向います。湖畔にはリゾートっぽいホテルが並びますが、赤土舞う湖畔はレマン湖とはかけ離れた、とんだくわせものです。
湖からパンクに怯えながらオフロードを数キロ走り、TamDao登坂の起点となる、通称"スタート茶屋"で水分補給します。
謎の国連職員TDさんのcannondal (インド製?)は、前後輪から異音を放つ上に、フロントがインナーに落ちないため、ここでインナー固定に調整します。
ここからは、5%から10%の坂が続き、12Kmで960mまで登ります。晴れた日には風光明媚とのことですが、この日は曇りで眺望はありません。それぞれ課題を秘めて登坂開始・・・。
避暑地風の山頂では、野豚鍋(推測)をいただきました。
101.6Km (ホテルのある旧市街-CPTRA、山頂-VinhYenを含む)
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JR矢部駅IN、小田急秦野駅OUTで宮ケ瀬湖、ヤビツ峠を巡ります。
宮ケ瀬湖へはダムサイトから登るのがノーマルルートですが、今回は半原越(488m)で、一旦小鮎川源流部の法輪堂に抜け、土山峠(300m)経由で入ります。その後、中津川をつめてヤビツ峠(761m)に北側から登ります。
半原越は、明治21年の地形図にも記載されている古くからの道で、養蚕全盛期の産業道路です。
幕末、明治初頭の宮瀬村は、安政五カ国条約で往来を認めた「居留地の十里四方」の周縁なので外国人の定宿もあったようです。
ダム湖からは中津川の本流にあたる本谷川左岸をつめ、塩水川との分岐の手前で右岸に転じます。結構りっぱな橋が架かっています。
地図を見ていると、三峰山を隔てた清川村と秦野市の双方に大字「煤ケ谷」があります。交流があったのか、炭焼き由来と思われる地名が別個に生まれたのか気になります。
急坂で有名なヤビツ峠も裏からだと、なだらかな登りです。峠を越えると、蓑毛集落が見下ろせます。
76.40Km(小田急線新百合丘駅から鷺沼の13Kmを含む)
川崎市の図書館は13個所に分散しているが、ネット予約システムにより簡単に検索・取寄せができます。しかし「地図でみる西日本の古代」は、貸出禁止(館内閲覧)なので、保有する中原図書館へ読みに行くことにしました。
この本は、明治期の1/50000地形図から律令時代の国府、駅家、郡家など古代の施設を読み解くとのことなので、私の趣味にドンピシャです。
今の時期、鷺沼近辺は銀杏の黄葉が映えますが、自転車乗りにはギンナン地雷が大敵です。
中原図書館のある武蔵小杉は、横須賀線の新駅が建設中です。輪行時によく使う、湘南新宿ラインは、渋谷、新川崎(鹿島田)とも乗換がたいへんなので、心待ちにしています。
さて、「地図でみる西日本の古代」は行方不明で、中原図書館で調査することになりました。どうなることやら。
23.9Km。
12/13 追記:発見されたとの連絡あり、閲覧。面白い、高いけど買うかもしれない。
ハンガーノックは気持ちがいい。 が、ママチャリより遅くなるので、やはり避けたい。
ツーリング中だと、たいていのものが美味いが、やはり差はある。ここ数年で記憶に残る食べ物をあげてみよう。
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徳島集中ワークショップ (帰省のこと) も最終日です。
今日は、まず2日前と同じR192を川島まで走ります。
吉野川に突き出た川島城址(本物の方)に登った後、善入寺島を一望するため、堀割峠(391m)を目指します。
善入寺島(吉野川の中洲、東西6km,南北1.6km)が見渡せます。
堀割峠を南に下ると、一転、山村地域となります。東山谷川まで下った後、柳水庵(490m)へ登りなおします。ここは、十一番札所藤井寺と十二番札所焼山寺の中間地点で、宿泊用の小さな休憩所があります。
柳水庵から一気に鮎喰川まで400m下り、次いで神山まで遡行します。
ちょうど、神山アーティスト・イン・レジデンスの公開中なので、キャメロン・ホッキンソンさんの野外ものを見に行きます。
実行委員会で、いただいた資料によると、過去作品もそのまま残っているとのことなので、次回の帰省時には見て回ることにしましょう。 in Kamiyama のサイトはこちら
妙に好調なので、まっすぐ帰らず鬼籠野(おろの)から立見峠(210m)を越え、未走の鮎喰川左岸を、R192まで走り、最後は市街を避けて眉山の裏手の地蔵越(140m)を走ります。
この数日で、3年乗っているクロスバイクのサドルを15mmも上げました。KHSのフォールディングバイクばかり乗っている間に、フォームが変わってきたのでしょうか。
90.92km。
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今日は県境を越え、八十八番札所の大窪寺に行くことにします。いくつかのルートが取れますが、阿波市川島から県道2号線で登り、R193で美馬市穴吹に下るルートにします。
帰路は、R192の山手の県道244/240号線を走ります。幅員5m位の古い街道ですので、巡航速度25Km/h以下で走るには適しています。
107.54Km。