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現在は松田町に含まれる神奈川県足柄上郡寄(やどりき)村は、1876年(明治9年)に弥勒寺村、中山村、土佐原村、宇津茂村、大寺村、虫沢村、萱沼村が合併して誕生しました。 近代地方自治制度以前なので現代の村とは異なりますが、村名の由来は、7ヶ村が寄り合って成立したので、"寄" ということのようです。 |
今日は、7/15 にsmakさんと秦野峠を越えた後、立ち寄った寄神社でお話を伺った方への再会を期してのアポ無し訪問です。しかし、あっさり不在と言うことで、上記の旧七ヶ村を周ってきました。 |
<弥勒寺> 旧版地形図(明治21年測量)に記載はありませんが、寄村の中核となった集落です。画像左の奥に寄神社(弥勒寺)。 |
<中山> ここも地形図に記載がありません。寄の地名は字をとらずに 寄+数字ですが、バス停に残っていました。 |
<土佐原> 弥勒寺の人に聞くと「どさっぱら」と発音していましたが、土佐原の人は「とさはら」と言ってました。 画像右の中央。弥勒寺より100mほど標高の高い山中にあります。 |
<宇津茂>(うつも) 郵便局と自然休養村の管理センターがあります。中津川に接した観光の中心です。 |
<大寺> 宇津茂から中津川を渡った、急な斜面にあります。築200年らしい大寺観音堂。 |
<虫沢> 上記五ヶ村は、まとまった場所にありますが、虫沢は中津川右岸から峠をひとつ越えた先にあります。龍王寺という大きな寺がありました。 |
<萱沼> 弥勒寺の南のはずれにある福昌院から18%の急坂を登って稜線を越えた先にようやく見えてきます。周囲から隔絶された隠れ家のような集落です。 |
125.21km |
前回お話を伺ったところでは,平家の落武者伝説があるということでしたね.そのあたりも興味あるところです.
土佐原でお話した女性も、そのようなことを言ってました。京都の影響が強いとも。
かなり山を入ったところに忽然と現れる萱沼集落の横にゴルフ場があるのは、首都圏ならではです。