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11月に四季美谷温泉へ行った帰りに立ち寄った「杉の子」に泊まりで行くことにします。八重原峠は氷結してそうなので、SPDペダルに街歩きシューズで向かいます。 2013年に続き、 福川のよろずやのおばあさんのオーラルストーリー (備忘) ①90歳になった。終戦の時は18歳、小松島の紡績工場へ動員されていた。竹やりの練習をした。「つけっ、つけっ」 ②福川でも、上空を飛ぶB29を見た。灯火管制もあった。お母さんが、小松島にいる私の無事を拝んでもらいに行った帰り、溝に落ちて右手をけがした。 ③大八車に着物を積んで、山奥の蔵に運んだ。今思うたらおかしいけど、ほんときは必死やった。 ④肺病でようけ死んだ。ここらで、3人も5人も死んだ。 ⑤小松島へ行くときは、トラックの荷台の材木の上に乗っていった。帰る時は、バスに乗ったら、もういっぱい。車掌さんが押して押して。終戦の時は、小松島。玉音放送は、聞いてなさそう。 ⑥聞いた話では、大昔は50くらいになると、そこの(指さして)○川との境に姥捨て山があって、子が背負って連れていった。ものが食べれんように、歯ぁ切って連れていった。無殺生やったんやな。 |
きつかった北西風も山間では弱まり八重地の上り口までは順調。 |
標高800mを越えると、山の陰には雪が残る。乗ったり押したり。午後3時前でも、日没間近の雰囲気。 |
峠(970m)のトンネルを抜けると西斜面に雪はなく、乗って下れました。恐れていた、押して下って日没は回避。 |
明るいうちに宿に着きました。 |
宿は築150年の古民家を改修したもの。初めて1年半、日本人は口コミ、今年6組来た外国人は Airbnb が多いとのこと。 |
夕食は柚子酢でしめた寿司、椀は蕎麦ごめ、小鉢は隼人瓜。客は私だけなのに、土間の台所で丁寧に作ってくれました。風呂は水戸黄門風。 |
夜は関東出身の宿主と、浄瑠璃、地名、町おこしの話など。 |
55.2km。 |
てっきり、西斜面のほうが、雪だらけと思っていました。
トンネルを抜けると銀世界、延々、押して下る。を想定して、SPDペダルにトレッキングシューズで向かいました。宿では、タイムラプスを仕込みましたが、風で失敗。