両毛スリバチ学会の、"灼熱のグンマー2022 天空の城下町「沼田」編" に参加しました。前泊の榛名山麓を出て新前橋 8:35、沼田 9:20着(渋川で遅延の吾妻線待ち)の上越線で到着。総勢40名。両毛組、東京組、半々くらいでしょうか。先ずは、滝坂。自転車だと車道を上るので、屋根付き公道階段を上るのは初めてです。 |
沼田市役所屋上から。沼田市は人口 44000人(2022)山間部と平野部の境目で、材木の集積地として栄えました。戦国期は上杉、武田、北条の係争地。取ったり取られたり。小田原征伐後、5代91年間にわたり真田氏の居城となりました。 |
2019年に移転した市庁舎は、旧ショッピングモール。市役所、議会、歴史資料館が同居。図書館とは連絡通路で結ばれています。 |
沼田駅と市役所は直線距離で600m、標高は沼田駅 333m、市役所 415m。 |
今回、いちばん驚いたのは、台地上の沼田城(沼田公園)を取り巻く堀。山城でなく統治の為の城。「真田氏時代の沼田城下町 文化財散策ガイド」(沼田市教育委員会)より。 先々週(2022.7.1)訪ねた松代真田藩とのお家騒動を経て、1681年廃藩。沼田城は破却され、堀も埋められました。 |
堀跡に建つアパート。廃城から340年。 |
市が力を入れている大正ロマンエリア。移築して集めるとテーマパーク風に。「はいからさんが通る」押しです。 |
まちかど昭和ロマン。動態保存というか、普通に使っている状態。 |
愛宕神社の大木刀。切っ先は鋭利。 |
須賀神社。社殿の彫物が際立つ。 |
段丘下の沼田駅方面。材木集積場が見えます。 |
直道を下り、榛名神社。平坦部を歩き沼田駅で解散。 |
1/50000「沼田」昭和21年10月発行。沼田駅開業は1924年。段丘上は一面の桑畑。駅前の街はでき始めたころか。1954年、沼田町、薄根村、利南村ほかが合併し沼田市。 |
心配した雨も降らなかったので、鉄道を一本遅らせ利根川沿いに下ります。片品川と合流し水量を増した利根川。台地の上は昭和村。赤城山麓に広がる、野菜とこんにゃく芋の産地です。 |
歩き 12.5km、自転車 26km |
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