「あらかじめ格納した地図」に現在地を表示したり、GPSログを採れるのが iPhone の DIY GPS の特徴ですが、これは圏外や海外での活用だけでなく、古い地形図(旧版地図)と GPS を連動できると言うことです。海外地図の取り込み方法は5月に書きましたが、今日は旧版地図の手軽な取り込み方法を調べてみました。
利用するのは埼玉大学の 今昔マップ です。このインストールは終わっている前提です。
<用意するもの> (A) DIY GPS取り込み用 雛形 kml ファイル(doc.kml) |
ここから ダウンロード。 (B) 下記構成のフォルダ 任意のフォルダ - fils(フォルダ) doc.kml(ファイル) |
<取り込み操作> (1) 今昔マップで、取り込みたい旧版地図を開き 「出力」ボタンを押下します。 |
(2) KML形式で、地図画像とkml ファイルを保存します。 |
(3) 2の操作では、複数時系列の地図画像が保存されるので、DIY GPS で使う地図を1枚選び、fils(フォルダ)に移動します。 (4) 2で保存した XXXX.kml をテキストエディタで開き、緯度経度情報をコピーします。 (5) doc.kml をテキストエディタで開き、地図名称、地図のファイル名、緯度経度情報を更新します。(雛形ファイルの更新) (6) fils(フォルダ)とdoc.kml(ファイル)を zip に圧縮します。 |
(7) 6で作成した zipファイルの拡張子を kmz に変更します。 (8) 7で作成した kmzファイルを、Dropboxを経由して iPhone へ渡します。(ここからは、通常の操作) |
(9) カシミールでマップカッターを使ったのと同様に、緯度経度情報付きで取り込めます。 |
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