徳島大学附属図書館伊能図 |
徳島大学附属図書館が、精密な伊能図(大日本沿海図稿 南海)をwebで公開したとのニュースを5/20の報道で知りました。2月末から公開していたようです。 伊能図は線の測量図なので、主として海岸線と街道の位置を表しています。今回公開されたのは徳島藩が所蔵していたもので、描かれている街道は土佐北街道。5/6に野鹿池山を走った時のルートに一部重なります。 |
現在の地図と並べてみると伊能測量隊は文化5年(1808)、笹ヶ峰から、現在の徳島県道5号線あたりを南下し、川口から吉野川沿いに本山まで上り、国見峠(赤荒峠あたり)を越え高知へ向かっています。 |
当然、立川番所には顔を出したでしょう。泊まったかも知れません。 |
土佐北街道を歩いたはずなので、天満宮の前を通っています。 |
吉野川左岸を測量しているので、歩いたのは対岸の道。 |
なお・・・、調べていてわかりましたが、四国縦断測量を行ったのは別働隊の坂部貞兵衛らとのことです。坂部は、1813年五島列島測量中に病没。 |
100年後の明治39年(1906)測図の1/50000 にトレースすると。立川郵便局は現在も同じ場所にあります。当時の郵便局記号は、メール風です。 |
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