奇妙なルート図は、麦草峠越えの八ヶ岳周回を断念し引き返したことを物語っています。 6時に標高1550mの車山を出発。967mの茅野市北山まで一気に下り八ヶ岳エコーラインへ。広域農道なので、潤沢な予算が投入された高規格道路です。 |
原村に入り、御柱道を走ると「綱置場」と呼ばれる御柱の山出し出発地点。ゆるい坂に見えますが、平均6%です。こう言うのが、効いてきます。 このあたり、信玄の棒道と平行しています。棒道跡はハイキング道になっていますが、道の遺構はありません。地積の境界として道筋が比定できるようです。 |
次いで八ヶ岳鉢巻道路(長野県道484号線)へ。この道、山梨県に入ると八ヶ岳高原ライン(山梨県道11号線)と呼ばれています。県をまたがる県道は、同じ番号にするものと思っていましたが、ここでは何故か違っています。 八ヶ岳の山襞にそっている道ですが、標高1150m~1450mを上り下りする道で、かなり足にきます。 |
小海線の2km程山よりを走っている道は、清里付近で鉄道に接しそこからはR141。再度長野県に入り野辺山のJR最高地点に着いたのは10:55。予定より大きく遅れています。 ブランチを食べ終わったのは 11:30。八ヶ岳周回の距離は128km。既に60km走っていますが、このまま周回を続けるには、麦草峠(2127m)を越える必要があります。 車山の宿に帰り着くには日没必至となるので、ここで無念のギブアップ。 |
悲しいことに、連泊する宿は 60km先、700m上。引き返すにも厳しい後半です。 白樺湖からの蓼科山。朝は霞んでいましたが午後は晴れています。 |
ルートラボでの予実比較 (予定した周回ルート)128.5km 累積標高 2816m (引き返したルート) 124.3km 累積標高 2396m 125.87km |
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避暑でしたか。
春に当方が回った時計回りの方が楽だったでしょうが、どちらにせよ最後の車山登坂が問題ですね。
前日の諏訪大社裏からの登り道は、走ったことがありません。興味あり。
ルートラボの標高グラフ、突出した麦草峠の影響で、麓を巻く道が平坦に見え・・・。
ちょっと、不甲斐なかったです。エタップなら、回収されてます(泣)