江戸中期に開削された千川上水は、境橋で玉川上水から分水し、巣鴨まで続く約22kmの用水路です。用水としての役目を終え、ほとんどが暗渠化されましたが、上流の5km程は平成元年に再び開渠にされています。 |
流れているのは高度二次処理を施して再生した下水。小さな流れですが、なぜか大きな鯉がいます。 |
吉祥寺橋から上手(手前)は、練馬区と武蔵野市の境界となっています。 |
明治42年製版の地形図だと、北豊島郡石神井村と北多摩郡武蔵野村の境界です。上水が境界になったのではなく、微妙な分水界に境界線があり、そこに上水が開かれたのでしょう。 |
五日市街道に入ると、千川上水に沿って堂々とした並木が続きます。 |
程なく玉川上水との分岐の水衛所跡に到達。分水の流量は、玉川上水(3:2)千川上水、だったようです。 |
55.67km |
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