10日前に尺里(ひさり)峠越えで行った寄(やどりき)集落がことのほか大集落で不思議な気がしたので、今回はメインルートのR246、寄入口から県道710でアプローチしました。 いきなり長い急坂です。長駆、横浜からマウンテンバイクで来たグループのみなさんと一緒にうねうね上って行きます。 これだけ平野から隔離されていると、谷口集落では無いでしょう。謎が深まります。尺里峠や中山峠越えの方が近世までのメインルートなのかも知れません。宿題です。 なお "寄"の地名は、明治初年に七つの村が合併したときに「寄り合う」から。 ちょうど、夏祭り。山間とは思えない活気のある集落です。 |
次いで、中津川をつめて三廻部(みくるべ)林道へ。幅員4mの広い林道です。舗装も新しくしっかりした路面ですが、落石が多く見られました。 峠は切り通しになって、鍋割山へ続く稜線の登山道と交差しています。 |
秦野側へ少し下ったところで、恐れていたがけ崩れ。 |
幸い10mほど担げば越えられましたが、粘土状の土のため靴が泥々。 ビンディングが入らず、沢で靴底洗いのオプション付きです。 |
よく整備された杉林を抜け、三廻部の集落から山裾の道を東へ走ります。道沿いに寺社が多いので、昔からの道でしょう。 真偽は怪しそうな源実朝の首塚。 |
ほどなく、ヤビツ峠への、いわゆる最終コンビニ脇に出ます。 アスリートなら、ここでヤビツ一本ですが、ツーリストなので名古木へ下り帰路につくことにします。強い追い風で助かりました。 125.27km |
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お疲れさまです。
三廻部林道、すごい事になっていますねー。
ここ数年、西丹沢は毎年のように集中豪雨で、林道は悲惨な状況に。
林道秦野峠線なんか、どうなっちゃってるんだろう、と…
寄集落、推察の通り山北方面とは尺里峠越えで交流があったのでは、と私も思います。
解明、楽しみにしております。
のぶぞうさんも地元とは言え、かなり走っていますね。
道路や堤防も、昔より強くなっていますが、温暖化による? 天候の凶暴化も激しいようです。
このあたり、私の実家(徳島)を走っている感じがします。いろんな季節に走ってみたい場所です。