徳島駅から青春18きっぷで輪行して、徳島愛媛県境を走ります。 5:44の始発で、阿波池田へ。2両編成ですが1両は回送車。 徳島側では伊予川と呼ばれている銅山川の吉野川への合流部。愛媛側で製紙工業用水として取水されているため水量は少ない。 青雲橋は「自碇(じてい)式PC複合トラス橋」 三井住友建設の解説 を読んでもいまいち理解できないが、大型重機がなくても作れるらしい。 人間向けに改修されたガソリンスタンド。 山城町大野で見かけた家内工業の絨毯工場。徳島の山中での絨毯作りには驚きました。安価な中国製品に押されるまでは、地場産業としてそこそこ盛んだったとのことです。 新宮ダム、柳瀬ダムを越え、翠波高原への急登へ。距離は 3km ですが、非常に厳しい登坂です。 高原に出てからは、道が輻輳しており、圏外で使える DIY GPS に助けられました。 別子銅山へつらなるこの稜線は中央構造線の活断層部分にあたります。 瀬戸内海まで5kmですが、標高は800mです。 稜線の道を徳島まで走ることもできますが、堀切峠からいったん川之江へ下り、R192を境目峠へ向けて池田方面へ走ります。下界へ降りると暑さが半端じゃありません。このルートは何度か走っていますが、今日は境目峠の旧国道を走ることにします。 境目トンネルの上部を巻いて、気品ある明治国道が続きます。威厳を感じさせる湾曲、意匠に富む法面。堂々としたたたずまいは、畏怖すら感じさせます。 ただ、品格があるのは愛媛側だけです。県境の峠を越えると、大納言がお目見え以下になった感じです。 104.12km |
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この夏の目的、ひとつ達成しましたね。
稜線付近はともかく、下界はとても暑かったのでは?
稜線から堀切峠へ下った後、そのまま呉石へ進むか、平野へ降りるか迷いました。
呉石方面は道が不安なので川之江へ下りましたが、そこから境目までの暑さは尋常でなかったです。境目峠旧道で救われました。