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四国で鉱山と言えば別子銅山が有名ですが、旧版地図を見ると中央構造線に沿った徳島側にも、多くの銅鉱山が記載されています。
iPhoneの DIY GPS に1/25000地形図を取り込み、独立した集落があった東山鉱山跡を探索することにします。
阿波川島からの堀割峠越えが最短ですが、先日走っているので山瀬から徳島県道245号線でアプローチ。 |
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柳水庵の手前で、ダートの村道菅草線に入ります。この道、2005年に改修工事が行われています。遥か昔に鉱山は閉鎖されていますが、どうやら治水工事が行われているようです。
道幅は2m以上あり、軽四輪と思われる轍が残っています。ロードは不可ですが、MTBだと余裕で走れます。
道路脇の平坦地には杉が植林されていますが、なにやら遺構のようなものも。
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少し斜面を上ると視界が広がり、ズリ山らしきものが目の前に現れます。
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上って見ると、いかにもベルトコンベアで搬送、投棄したように見て取れます。
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SPDの限界を越えて歩き回ると・・、巨大な石積構造物が。
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水路と思っていた溝も、索道の跡のような気がしてきました。
まっとうな靴とカメラで探索したいものです。何か、明確な遺構が見つかるかも知れません。
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東山鉱山跡で十分満足ですが、伊予街道の街並み、吉野川の眺望、阿野の梅林、鮎喰川の清流。密度の高い一日でした。
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78.86km
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神山の峠を訪れいたときに,神山と美郷の境にも鉱山があったというネット情報を見かけた気がします.
高校の地学の先生で,徳島の廃鉱山をいくつも紹介されていました.
しかし,見事ですね.これは訪問する価値があったですね.道中,大変だったとは思いますが.
神山の鉱山と言えば広石しか知りませんでした。
しかし、ネットでHANO氏の記事が引っかかってきたのは、ネット世界も狭し、ですか。
青春18きっぷで無事帰宅しました。
徳島駅発6:10、神戸での知人との昼食をはさみ、自宅の鷺沼駅着0:54、乗り換え13回。ツール・ド・オオカ~ラに負けない過酷さかも(笑)。湯水のごとく時間を使う贅沢極まりない移動です。
少し暖かくなった徳島最後の一週間は、自転車の面白さを改めて感じました。今年も、どんどん走りましょう。