実は、行き当たりばったりでは走らない人です(意外?) 国内ではルートラボ、海外では bikemap.net で事前にルートを引き、原則それにそって走っています。もちろん、寄り道したり、天候や体調で進行にズレがでることは多いですが、大きく外れることはありません。 事前にルートを引くことは、選んだ道以外を含め、土地勘をインプットするのにも役立つと思います。 |
ところが、今回は例外。あまりに長いので、決めていたことは、「ホーチミン市からダラット経由でハノイへ行く」 だけです。 持っていった地図は、1/500000 のベトナム道路地図。2009年にハノイで購入(20万ドン)したものです。 iPhone で準備したのは、offmaps。あらかじめダウンロードしておいた OpenStreetMapを offline で見ることができます。パッケージされた都市図(HCMC、ハノイ、フエ)と、粗いベトナム全図を格納しておきました。 オプションは、DIY GPS に取り込んだ、サイゴンの旧版地図。これは、廃線跡探索に使いました。地図画像と手作業でセットする緯度経度を組み合わせ、旧版地図上に現在地を表示します。 <実際に走り出すと、どうだったのか> もっとも有用だったのは、GooglMapsのキャッシュでした。 都市部のホテル以外では、Wifi は使えないと思っていましたが、あにはからんや、日本を大きく引き離すネット天国。 連日泊まった、Nha Nghi(民宿)は一軒を除き Wifi 完備でした。 |
その日のルートを、GoogleMapsルート検索で描写、加えてルートに沿って拡大表示してキャッシュに残しておくことにより、ミスコースを回避できます。走行中は GPS 電波しか必要としないので、Wifiも、もちろん電話回線も不要です。
(左)フエの旧市街を散策、(右)ビンで、星形要塞へ寄り道。 ビンで、寄り道から国道1号線へ復帰中。こんな路地も載っていました。 ただし、Google様に全てを託すことになります。 ドンホイのバイパスがGoogleMapsに記載されておらず、山側のホーチミンハイウェイに入り込んだのかと思い、ずいぶん気をもみました。 紙の地図はほとんど使いませんでしたが、保険の意味で必要でしょう。 もっとも、ダナンで会ったドイツ人サイクリストは、カンボジアから地図なしで来ていましたので、何とかなるみたいです。 (おまけ) ベトナムへ行った時は iPhone4S/iOS5 でしたが、帰国後 iOS6 にしました。 悪評高い地図を比べてみると・・。 Apple Map だと、 危うい事態になっていたかも知れません。 |
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