理想型として紹介されることが多いヨーロッパの自転車道ですが、実態はそれほどでもありません。 |
ジュネーブ市街地やレマン湖沿いの道はこんな感じ。市街地には、たまに自転車レーンがありますが、通常は自動車の横をぬって走ることになりますので日本の都市部と変わりません。歩道兼用も珍しくありません。 |
田舎道だと、素晴らしい専用路が。とは言え、こういう道が都市間を結んでいるわけではありません。 |
アイガー山麓のグリンデルワルト。リゾート地のサイクリング環境は素晴らしいものがあります。舛添都知事のように、自転車に乗るのは特殊な人といった認識はありませんので、ハイカーとの共存も自然です。実際、普通の老若男女が、マウンテンバイクに乗っています。 |
フランスに入り、エビアンからアヌシーへの道。交通量が多く、制限時速90kmの道を走っているときに会った地元クラブのオヤジには、「もっといい道がある。お前はミシュランマップを買うべきだ」と言われました。(^_^) 小まめに地図を見れば、交通量の少ない実質的な自転車道で都市間を走ることはできますが、海外からの旅行者には難しいと思います。 |
これはスイスですが、この日の目的地はベルン。茶色の矢印にそって村々をたどっていくとベルンへは行けそうですが、結局交通量の多い国道1号線を選びました。 |
フランスにもある無理目の自転車路。 |
インフラ的には日本と同等です。日本との違いを感じたのは、むしろソフト面で、駐車場から出ようとする車がバックして通路を譲ってくれたことが何度もありました。 |
AUTO-MOTO-VELO Respect Mutuel 自動車、モーターバイク、自転車 「お互い、リスペクトしましょう」 |
自転車道ではありませんが、ツール・ド・フランスの有名な峠路は、自転車乗りにはパラダイスです。斜度付きのキロポストが峠まで導いてくれます。 |
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