「地図の旅愛好会」 の大阪巡検に合わせて、京都・大阪を走ってきました。初日は、8:48京都駅着。新幹線の着く駅の南側の八条口から走り出すと、気になっていたラーメン屋が朝から営業していたので、新福菜館本店で中華そば。九条ねぎの臭みとスープの絡みがうまい。 |
腹ごしらえを終え、琵琶湖を臨む田の谷峠を目指します。河原町通を北上し、今出川通で賀茂川を渡り百万遍を過ぎたところから志賀越道へ。家が途切れたあたりで、熊出没注意の案内板が。 滋賀県境は、峠の手前にあります。山科も同じですが、近江国(滋賀県)は、山城国(京都府)へ食い込んでいます。稜線を走る比叡山ドライブウェイの起点が田の谷峠。琵琶湖へ向かってダウンヒル。 |
下ったところには近江神宮。近江一宮は瀬田の建部大社で、ここは1940年(皇紀2600年)創建の新しい神社です。旧官幣大社なので社格は高く、文化庁の登録有形文化財にも指定されています。 近江神宮の横は、天智天皇が遷都した近江宮(大津京)跡です。ここは、首都が移転したのでなく、霞ヶ関だけが移転した感じでしょうか。 |
大津からの帰路は、2013年に逢坂山隧道を訪ねた時の逆ルートです。1921年(大正10年)までの東海道本線は、山科盆地を南部を周り京都へ通じでいました。 |
このカーブが、廃線跡かも知れません。名神高速道の下に山科駅跡の碑があります。 |
廃線跡の府道35号線で、ゆるやかに山を越え伏見へ。伏見稲荷は、外国人に人気のスポットです。 |
最後は、先斗町から高瀬川沿いに。この歳まで、「ぼ "bo" んとちょう」と間違えていました。 |
宿は、この12月に閉館する二条城前の京都国際ホテル。部屋からは国宝二条城が。 藤田観光直営の先駆的な国際ホテルですが、役割を終えたようです。 |
45.85km、4:14 |
田の谷峠でしたか、京都の自転車仲間の案内で走ったと思います。琵琶湖が綺麗に見えた記憶があります。
畿内の"小じんまり"さは反則ですね。これで45km、いったいいくつの名所旧跡があったのだろうか。