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青春18キップで徳島まで帰省するのは、早朝から深夜まで普通列車に乗りづくめになります。若干の鉄分の入っている私ですが、ちょっとつらい。途中下車して、未知の関西地域を走ることにします。
今回は、未乗の関西本線を名古屋駅から加茂駅まで乗り、奈良方面へ走ることにします。
関西本線は、中央部の亀山駅から加茂駅が非電化単線で、1両編成の鄙びたローカル線です。
なじみのない加茂駅周辺を調べてみると、意外にも山城国分寺跡があることが分かり、寄り道して奈良へ向かうことにします。
ここは、京都府の南端に位置しますが、平城京から平安京への遷都の間の一時期、都が置かれ、その後山城国分寺とされた当時の大都会です。 |
七重塔礎石が残っています。 |
奈良へ向けて、関西鉄道大仏線の痕跡を探しましたが、どうも現地案内道しるべが分かりづらく(廃線跡ではなく、近隣の寺社を訪ねる散策ルートを表記している?)断念し、奈良坂を越えて東大寺へ走りました。
ダンプの先に大仏殿。 |
昨年まで平城遷都1300年祭が開催されていた平城京跡は、静まり返っていました。
24.61Km |
今日はお疲れ様でした。
関西本線、35年ほど前に伊勢神宮からの帰路に輪行しました。
近畿では最後までSLが走っていた記憶ですが、その頃にはもう無かったです。
奈良、飛鳥、吉野あたりは、土地の物語に深みがありますね。
帰省の都度、少しづづ走りたいと思っています。