いよいよ、今回の旅の目的のひとつである「錐麓古道」歩きです。天候は晴れ。渓畔(地名)まで自走し自転車をデポ、バスで登山口の慈母橋へ向います。 登山届を投入、取付きの急登が始まります。先行するのは同じバスで来た「iClimb風城攀岩館」のパーティです。 一旦川原に降り、ハシゴを上り、岩の下をくぐります。 |
霧社へ続く「理蕃道」は川の北岸なので、おそらく写真上部の樹木の切れ目がそれだと思います。 |
斜面を登り、素掘りのトンネルを抜け、少し下ると、右から道が合流してきます。これが「理蕃道」でしょう。(写真右上から下りてきて振り返ったところ) |
立霧溪本流の断崖に出ると視界が開けてきます。 |
道はこんな感じ。斜面に樹木が生えているので、恐怖感はありません。 |
一度、川側にトラバースして古道に戻ります。技術的には、この辺が一番の危険個所だと思います。 |
落ちるとアウトっぽいですが、核心部と違って途中で止まりそうな気もします。 |
ようやく錐麓駐在所跡に到達。案内板には「合歓越嶺古道には、4Km毎に駐在所が置かれ、近隣の原住民の管理と旅人の安全を担った」と端然と書かれています。 |
ここで、大休止。りんご風の果物、いただきました。 「iClimb風城攀岩館」の彼は岩屋。会話は英語ですが、彼女、歳は「じゅうはっさーい」と言ってました。たぶん、日本語を間違えて覚えたのだと思います(笑) |
次いで断崖駐在所跡を目指して歩を進めます。所々に遺構らしき物が残っていますが、木造物はありません。 |
前方の視界が開けると、写真中央樹木があるあたりが断崖駐在所跡、その先に崖を横切る一本の道が見えてきます。 |
ズームすると。 ここで落ちると病院行きでなく、病院抜きです。 |
行程はちょうど半分。残りは 5km です。 |
1936年発行の地形図を Google Earth に重ねたもの。橙線が GPSトラック
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