歩き始めて4時間の13時に断崖駐在所跡に到着。ここからが錐麓古道の核心部です。 道幅も1m、路面もしっかりしており危険ではありませんが、高度感で足がすくみそうになります。 山側に通されたワイヤーをいつでも掴める心構えで歩を進めます。 |
いわゆるシングルトラックですが、自転車はお勧めできません。 |
地形図に書かれている崖中央部のトンネル。 |
核心部を越え、振り返ったところ。 |
動画(32秒) |
森の中の吊り橋をわたると、旧版地図に警察署記号が書かれているバタカン社。今の地名は巴達岡です。 |
ここには、警官の宿舎や宿泊施設、教育所の建物もあったようです。少し広い平地ですが、残っているのは門柱だけです。 |
15時35分、立霧渓本流を渡り観光バスが並ぶ燕子口へ到達。 |
歩いてきたのは日本人。無事の帰着を入山者台帳でチェックし、笑顔で迎えるのは台湾人。周りには大勢のデジカメを持つ大陸からの中国人。 道の開削から100年後の様子です。 |
動画を見ているだけでも、足がすくみます。
私、落ちそうな所って、若いころ全くNGでしたが、このごろ平気になったようです。
進歩なのか鈍感になったのか、判別つきませんが(笑)