<6/18 Le Monetier les Bains - Le Bourg d'Oisans > コテージのあるル・モネイエ・レ・バンはイタリア国境まで30km。ロータレ峠からは西へ走る計画だったので、全く未知の街です。日本で言うアパートの一室を所有しているようです。 やっと部屋にたどり着き、暖かいシャワーを浴びたいところですが、フレッドは何事もなかったように平然としています。 レストランへも雨の中自転車で走って行きます。街へ下りても山男です。 フレッドはソファーベッド、私は寝室の二段ベッドで長い一日を終えます。 |
彼は、グルノーブルに住んでいて、ここに2泊して帰るとのこと。山や道に精通していて、私がラルプ・デュエズへ上ると言うと、「本当にサイクリングを楽しみたいなら、別の道がお勧めなんだが」と言ってました。ガリビエ峠は何度も行っており、この時期雪になるのは、そう珍しいことではないようです。 ここは、ホットスプリングが有名で、大きなスパがあり、水場ではお湯も掛け流していました。冬はスキーで賑わう街です。 今年のツール・ド・フランス第14ステージは、コテージの前の道を走ります。 |
さて、ロータレ峠へ上り直し。フレッドはイージーと言ってましたが、ここも一級山岳で、500mほど上ります。昨日のガリビエ峠からだと、1000m以上の下り。手の感覚が無いまま、よく無事に下れたものです。
ここも、何気に美しい谷です。 |
ガリビエ峠は雲の中。小雨がぱらついていますが、普通のおばさんサイクリストも、平然と走っています。 ロータレ峠を越えると雨足が強くなり、注意深く下っていきます。 |
あれ、これは車の中では(笑) 下っていると、フランス人が手を振ってます。「雨の降りは危ないので、グルノーブルまで乗っていかないか」とのこと。お言葉に甘えて、乗せてもらってます。 彼は Cycles Bentoline と言う、リカンベントの工房をやっていて、自転車を届けた帰りだとのことです。 |
下っていると、前方で自転車が路肩に突っ込むのが見えました。 怪我は無いようですが、一瞬意識をなくしたので救急車を呼ぶことにします。テント泊でツーリング中のイングランド人。ジョンブル魂で、大丈夫だと言い張りますが、フラフラしてるので支えないと危なっかしい状態です。 雨は小降りになったので、私はここから自転車で下ることにします。 |
ラ・クラーヴ(1500m)まで下ると雨もやみ、景色が鮮やかになってきます。 |
この谷も美しい。眺めのいいテープルで携帯の昼飯を取っていると、ストーブで飯を作ったトラックドライバーから、パイナップルをおすそ分け。 「明日は、ラルプ・デュエズに上るぜ」 「アームストロングかよ」 で、ドーピングのまねをすると大受け。フランス人から見ると、ツールに泥を塗ったやつだしね。 |
フレッドおすすめのブル・ドアザンで宿さがし。シャワー受けが、バスタブ風。60EUR。 |
49.31km AV14.3km/h,3:26:16 |
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