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苫小牧港へ。天候、体調とも良いので、平坦な室蘭まわりでなく支笏湖経由で行くことにします。苫小牧からは、夕刻のフェリーで大洗へ向かいます。 |
今回のツアーは行程が長く、北海道の事前リサーチはあまり行いませんでした。この日のルートが、1986年に廃線になった胆振線(いぶりせん)に沿っていることは事後に知りました。 Google Street View で見ると、高架橋のすぐ横を気づかないまま走っています。非常に残念です。 |
ゆるゆるとした坂になり、美笛峠への本格的な上りが始まると思ったら美笛トンネル入口。知らぬ間に520mまで上っていたようです。 |
支笏湖畔まで下りましたが、湖まで50mほどの間は樹木に覆われ湖面が見えません。枯れた河床があったので、歩いて湖畔へ。観光施設のない静かな湖です。 |
東端のモラップキャンプ場。スワンボートが見えますが、この湖にはそぐわない感じ。中国人が二人(一人は札幌住で、日本語完璧。上海の人)、IT会社の経営者で、ホテル事業の調査とのこと。 「中国人が、けっこう土地買ってるって新聞に載ってたぞ」 「そうなんですよ。色々厳しくって」 「もう、ホテルは持ってるの」 「いや、これからです。彼に任せようと思って」 ・・相当インテリな感じ。 |
湖を離れ苫小牧へ長い下り。ここも、王子軽便鉄道跡の可能性が高いですが、知識はあと付けです。 |
苫小牧到着。駅前の大きなバスターミナルは、1978年開設、2015年老朽化のため廃止。苫東(苫小牧東部大規模工業基地開発)の負の遺産でしょうか。 |
18:45 苫小牧発、翌 14:30 大洗着。自転車を載せるのは全5名。在日米国人は、生物の先生。バルセロナのカップル。日本人青年。サイクリストとお話しできたのは、この時だけ。カタルーニャ人は、インド、ミャンマー、タイ経由。日本人も北欧を走っている。生物の先生は、初ツーリング。 |
定刻に出帆。 |
102.57km、6h15m。 |
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